年末のご挨拶
2022/12/28
早いもので本年も残すところあとわずかとなりました。
この場をお借りいたしまして本年お世話になりました関係者各位に改めて感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
さて、新ホームページ開設当初は精力的にブログを更新しておりましたが、最近は忙しく手が止まってしまっておりました。
12月22日に北海道電力様から来年4月開始の高圧・特高の電気料金単価の改定が発表され拝見いたしましたが
想定以上の価格となっており驚いたとともに各企業様の今後の対応について注視しております。
思えば今年は夏に本州にて需給ひっ迫注意報の発令による節電要請に始まり
知らず知らずのうちに東京にてHTT(電力を減らす・つくる・ためる)といった造語が出てきて
なんだかんだとほぼ一年中節電をお願いされる状況となり
北海道に目を向けると12月23日に紋別市にて悪天候により66kV送電線鉄塔が倒壊したことによる停電など
なにかと電気・電力に関するニュースが例年よりも多かったと思料しております。
電気は高くなるし、足りないから使わないでくれといわれるしと言ったところでしょうか。
太陽光発電システムによる自家消費を提案している弊社としては今、今後太陽光を導入するかどうか悩まれている未来のお客様へ
お伝えしたいことは真に1つだけです。
99%の確率で太陽光発電システムを導入して自家消費で作った電気の方が
来年4月からの新単価で電力会社から電気を買うよりも安いです。
当然ながら、世の中に絶対は存在しませんので絶対とは言い切りません。が、それでも99%の確率であると断言いたします。
太陽光発電システムを導入し、自家消費する場合の導入建設コストはよほどの難工事でない限りkWh/30円もしません。
今年導入されたお客様はタイミングとしては最善でした。
来年度導入されるお客様も最善とまでいけなくとも限りなく最善に近いタイミングと考えて良いと思います。
来年度単価は燃料調整費+市場価格調整単価になります。また、燃料調整費も石炭・原油だけだったのがガスも加わります。
市場価格調整単価の参考値は3か月平均値で23.94円となっておりこれに対してプラスかマイナスかになりますが
この増減して割り出した数字に対して係数(高圧0.229)をかけるので
3か月の平均価格が基準価格よりも4.4円以上安くないと値引き調整になりません。
※参考:今年の4月~6月の北海道エリアのスポット市場価格3か月平均で考えた場合
4月~6月の昼間平均価格11.587円(X)×係数0.324(x)=3.5742
4月~6月の全日平均価格22.805円(Y)×係数0.676(y)=15.416
これらを足すと18.99円となり基準価格の23.94円より安いため23.94円-18.99円=-4.9498円
-4.9498円×0.229(高圧の場合)=-1.13円
よりー1.13円の値引き
電気の価値がここ1,2年で急激に高くなっていることを考えると電気料金が安くなることはもう無いと思います。
企業のイメージであったり、取引先企業からの要請であったりと二次的な意味合いでの導入検討もあったかもしれません。
ですがこれからは企業が存続、そして発展していくために太陽光発電システムを戦略的な設備として導入していく時代になると考えております。
本来の太陽光発電システムの使用用途となる時代へ。来年は間違いなくその元年となります。
皆様のご健勝とさらなるご発展をお祈り申し上げまして結びのあいさつと代えさせていただきます。